もともと『デモリション・マン』は、70~80年代に一世を風靡したジャマイカ出身の歌手・モデル・女優であるグレイス・ジョーンズにスティング(Sting)が提供した楽曲(1981年リリース)で、その後、当時スティングが在籍していたバンド、ポリス(The Police)自らがセルフカバーを行い、1981年リリースの4thアルバム『Ghost in the Machine』に収録。そのヴァージョンをもとに、バンド活動停止後ソロ・キャリアを歩むスティングが1993年に新たなアレンジでレコーディングし直したのが映画主題歌版の『デモリション・マン』だ。